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第36回:服装は人格を左右する
先日、仕事の関係でキャリアウーマンお二方とお会いし感じた事ですが、おひとりの方はスーツを着用。もうおひと方はセーターとスカートの服装でした。つい私は、「初対面の仕事の打ち合わせに、セーターはないでしょう!」と、言ってしまいました。
ここで一つ!「スタンフォード監獄実験」として有名な心理学の実験を御紹介致しますね!1971年8月14日から8月20日まで、アメリカ・スタンフォード大学心理学部で、心理学者フィリップ・ジンバルドーの指導の下に、スタンフォード大学地下実験室を改造した刑務所で、無作為に選出した男女21人を「囚人役」と「看守役」に分けて、実験期間2週間の予定で行われた実験です。
ジルバード氏は、よりリアルに演じてもらう為に、囚人役を警官に逮捕させ取調べを受けさせ囚人服を着せて、監獄に入れました。次に看守役は、制服を着て警棒を下げ、囚人を監視する役割が与えられた訳です。次第に、看守役の被験者は誰かに指示される訳でもなく、自ら囚人役に罰則を与え始め、より看守らしく、囚人役の被験者はより囚人らしい行動をとる様に成ったそうです。私もこの映像を観た事がありますが、とても実験とは思えませんでした。2週間の予定のこの実験は、とても危険な状況に陥った為、6日間で中止に成ったそうです。
この様な結果に成った一番の要因は「服装」にあったと言われております!確かに、着物を着た大半の女性の仕草は、洋装に比べて「おしとやか」に成りますよね!
「服装」には、行動や言葉遣い、そして思考力の変化をもたらし、「人格」までも変させる影響力があるんですね!と言う事は、TPOを念頭に入れて「服装」を決めている人は、ビジネスは勿論、どんな場面でも素敵な人に映る訳です!「服装」の印象ってとても重要ですよね!
「服装」によっておのずと成りたい自分に成っていく!「服装」のパワーを活かして、自分を高めて行ってはいかがでしょうか?
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