女性の生き方 < コラム
女性の生き方に関するコラム
第47回:失くして分かる大切さ
失くして初めて分かる物(人)の大切さを先日のCBCラジオの収録で、改めて感じました!
先日のラジオ収録のテーマは、父の日に因んで「お父さん、有り難う!」。
DASHMANのメンバーの学生達の父親は存命ですが、私の父は約8年前に他界しております。「親孝行したい時は、親はなし」とよく言われますが、正にその通りだと思います。
私の父は、1〜2年病床に伏せており、何かに付けて私を呼び出しました。正直言って、私は仕事を持っていて、父の再三の呼び出しには参ってしまったことも多々あります。「何故私ばかり呼びつけるの!?母が居るじゃないの!」ってね。父親って、特に病床に伏している時は、何故か奥さんに面倒を見て貰うより、娘に面倒を見て貰う方が幸せの様です。でも、毎日忙しく仕事している私には、時には煩く、私にこれ以上何を求めるのって、よく思いましたが、父が他界した後は、もっと世話をしてあげればよかったと後悔しました。
母は存命ですので、後悔の無い様に親孝行をしなくてはと思っておりますが、実際に、同じ状況になると難しいかもしれないですね!
誰しも大切な人を亡くして初めて、その人の有り難味を感じると思います。それは、人だけでは無く、普段何気なしに使用している物でも言えますよね。人や物に対して感謝の気持ちを忘れては嫌けないと思いますが、普段の慌しい生活の中では、忘れがちな事です!
時には、立ち止まって振り返って、感謝を忘れない様にしたいものですね!
ちなみに、先日の収録は結構満足のいった出来でした。やっぱり経験に勝る学びは無いですね!
最後に、「お父さん、私は頑張って充実した日々を送っています。ちょっとヒヤヒヤしちゃう事もあるかも知れないけど、草場の陰で見守っていてね!」