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女性の生き方に関するコラム
第74回:一人の女として
最近、世界のトップゴルフプレーヤーのスキャンダルが、世界を賑わせておりますよね。
夫が浮気!確かに妻としては耐え難い屈辱です。しかも十数人と来てはね・・・・・そして驚く事に、婚前契約をしており現時点で離婚すれば、約250億もの大金が慰謝料として夫は妻に支払わなくてはならないとか!?
恋をして、この人と一生を共に生きて行く決断をして、この人と幸せな家庭を築いて行こうと決心をするものが結婚だと思って30年の結婚生活を送っている私には、報道されているこの一連の出来事は信じ難い出来事です。
誰も結婚を決断した時に離婚は考えてはいないと思います。しかし、海外では万が一の為に婚前契約をしておくケースが多いそうです。
最近、日本の弁護士も婚前契約を推進しているとか!?双方に資産がある場合を除き、婚前契約は嘆かわしい行為だとは思いませんか?
私も家庭を持ち事業家として一生懸命生きておりますので、家庭の大変さ、社会で働く大変さは誰よりもよく分かっております。でも、現実問題として家庭の主婦でいるよりも、社会で働いている方がとても大変なんですよね!ですので、今回のケースの様に慰謝料が夫の年収の数倍と言うのは如何なものかなと私は思います。
私の母は子供の頃より「女三界に家なし」とか「子は鎹(かすがい)」とか常々私にうるさく言っておりました。ことわざは理に兼なっていると思います。が、現在このことわざは死語と化しているのでしょうか?
本当に守るべきモノとは何なのか?真実には責任が伴うものだと言う事をよく念頭において、子供がいる場合の離婚は子供が一番の犠牲者だと言う事を理解して頂きたいと思います。
愛情をお金で換算する女性が増えていると思うと,同じ女性として本当に情けなく悲しくなりますね!
本当に、本当に、関わる人によって人生が良くも悪くもなるものですよね!!
最後に、義理人情・仁義(人の道)を立てない人は決して幸せには成らないと思います。そして人は、品格を持って気高く生きて行くべきだと私は思います。