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第86回:日本の伝統美 焼き物
先日、東京出張した際にある有田焼のお店に入り、古伊万里文様ワインカップに一目惚れをしました!^^カップの内側は金張りで、豪華さと伝統美の調和に、つい心を動かされてしまい、白地・紺地・金地の大小合わせて1セットのワインカップを3セットも購入してしまいました。
私は、元来グラス・磁器などが大好きで特にアンティーク物には目がありません!ヨーロッパの国々に影響を与えた伊万里焼は、特にイギリスの陶磁器ロイヤルクラウンダービーに影響を与え、私も19世紀のロイヤルクラウンダービー「イマリ(日本名ジャパン)」のカップとソーサーを持っております。
日本の伝統美は、磁器だけでは無く、歌麿・北斎と絵画の分野でもクリムト・ゴッホと偉大な画家達にも大きな影響を与えておりますよね!
日本の伝統美は本当にすばらし〜〜い!^^で、日本における外国人お土産ランキング一番の商品を御紹介。何と古伊万里文様ワインカップの小なんですって!古伊万里は古今東西、全人類を魅了するんですね!^^
ところで、「有田焼」「伊万里焼」「古伊万里」の違いを皆様はご存知ですか?
江戸時代に肥前地区(有田を中心とした地域)で生産された磁器は、当時「伊万里焼」あるいは「伊万里」と呼ばれていたそうです。これは有田一帯で焼かれた磁器が、有田近郊の伊万里港から積み出され、国内外に流通した事にちなんでいるそうです。この江戸時代に作られた伊万里焼を現在では「古伊万里」と呼んでいるそうです。明治時代以降、焼き物を産地名で呼ぶ事が一般的に成り、有田で焼かれた磁器を「有田焼」、伊万里市で焼かれた磁器を「伊万里焼」と呼び分ける様に成ったそうです。
因みに、記念すべき第一回のコラム「柿右衛門」は古伊万里ですね!