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第146回:母の日の由来、私の母は85歳!
皆様は母の日の由来を御存知でいらしゃいますか?
語源由来辞典によりますと、
【1905年5月9日、アメリカのフィラデルフィアに住む少女「アンナ・ジャービス」が母の死に遭遇したことで、生前に母を敬う機会を設けいようと働きかけたことに由来する。
やがて、この働きかけがアメリカ全土に広まり、1914年には当時の大統領「ウィルソン」が、5月の第二日曜日を「母の日」と制定し、国民の祝日となった。
アンナの母親が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾ったことから母が健在であれば赤いカーネーション、亡くなっていれば白いカーネーションを胸に飾るようになり、カーネーションを贈る習慣へ変化していった。・・・】と云う説が最有力です。
実父が他界した約7年前から、実母と同居を始めておりますが、年老いた親との同居は正直言って子育てよりも大変です。
子供の場合は、言い聞かせれば、最後の手段として(?)怒ればだいだい物事は収まりますが、年老いた親の場合は、親の権限を振りかざし、認知症が出て来ておりますと、双方が理解に苦しみ収まりが付かなく成る事が多にしてあります。
何れにせよ、年老いた親との同居は大変です。だからと言って私は母をホームにはと思っておりません。母が終焉を迎えるまで同居の覚悟です。ですが、同居してからは海外旅行にと思っても長期に家を空ける訳には行きませので、何やら腹が立つ事も・・・・・
最後に、ビジネスウーマンの私にとって認知症が出て来ている母との同居は、限りある毎日が「ある意味、母の日」だと思っております。ですが、この同居は主人と子供達の理解と協力があって成り立つ事ですので、「母の日」に母に感謝をする以上に、私は主人と子供達に感謝しております。