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先日、名古屋高島屋さんの「シャネル」さんからパーティーの御招待を受け行って参りました。
今回は、フランス・パリのシャネルよりアンバサダーのイザベラ女史がおみえになり、同時通訳でココ・シャネル女史の生い立ちを交えながらシャネルバックのお話しが中心でした。

第62回目のコラムでも書かさせて頂きましたココ・シャネル女史は、従来の堅苦しいコルセットから女性を解放し、大きくて華美過ぎる帽子などを簡素化し、男性の下着素材のジャージを使用したりと着心地の良い実用的なファッションを構築されたモード界屈指の女性ですよね！
シャネルスーツにシャネルのバックを抱え歩くファッションを憧れる女性は多いと思います。

憧れのシャネルバックの原型は、シャネル女史が水夫の斜め掛けのバックを見て考案したショルダーバックで、両手を自由に使える様に女性の両手を解放したと言う話しはとても有名ですよね。
そこで、此処でちょっとシャネルバックの中の背にある薄いチャック付きのポケットの隠された秘密をお伝え致します。
其れは、恋多きシャネル女史が恋人にそっと手渡すラブレターを忍ばせる自分自身の為に考案したシークレットポケットだったんですよ。

他にも女性ならではの工夫がされており、内ポケットの中央に口紅入れ、両サイドにはコンパクト等の小物が入れられる様に工夫がされているんです。そして、バックを落とした時に中の物が散らない様に中蓋までもが付いているんですよ。

御存知なかった方は、是非一度シャネルプディングに行かれてシャネル女史の気遣い・感性に触れ、シャネル女史の偉業を肌で感じてみては如何でしょうか？

最後に、シャネル女史は白い襟・白いカフス袖と白黒のコントラストを好んでデザインしていたのは、子供の頃に過ごした教会のシスターの姿から考案されたファッションではないのかとイザベラ女史に御質問をさせて頂いた所、「その通り、あなたの観察力は素晴らしい！」と絶賛されちゃいましたよ！♪