女性の生き方 < コラム
女性の生き方に関するコラム
第173回:突然未亡人に成られたKさんに捧げます。
先日、今年3月に突然未亡人に成られたKさんが、約5年間行っている代々木高等学校名古屋サテライト教室での老人ホームのボランティア活動に参加して下さいました。
私は、常々老人ホームは人生が見えると語っております。
例えば、ホームのあるおばあちゃまの「誰も会いに来てくれない。」と嘆き悲しむ会話の傍らで、一生独身を通されたおばあちゃまが、「結婚もせず、子供も産まず寂しい想いをした事もあったけれど、今ほど一生独身でいて良かったと思う時はないわ。」と言う呟きを耳にした時に私は、御結婚をされお子さん・お孫さんと御家庭を築かれ、いっぱいイッパイお幸せな時を過ごされた、おばあちゃまは、幸せが大きければ大きかったほど悲しみも大きかったのだと思いました。
そして、「終わりよければ全て良し!」と言われる様に、一生独身で寂しい思いをされた時もあったおばあちゃまは、今はとってもお幸せで、幸せな気持ちで終焉を迎えられるんですよね。でも、もうひと方のおばあちゃまは・・・
本当に「人生は、いろいろ!」
老人ホームは「喜怒哀楽」の自分の人生をも見る事が出来ます。
私は、主人・スポンサー等と誰の力も借りず自力で事業展開をして来ておりますが、少なくとも主人は心の支えに成っておりますので、突然未亡人に成られたKさんは此の予期せぬ人生の岐路の出来事に大変困惑され、特にお子さんの事に関しては・・・私も二児の母ですので、お察し致します。
此の世の中「捨てる神あれば、拾う神あり」です。どうぞ、お子さんと共に力強く前向きに生きて行かれます様に、そして、御家族の皆様に幸あれと心よりお祈り申し上げます。
又、お時間のある時に、是非老人ホームのボランティア活動に御参加下さいね!