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女性の生き方に関するコラム
第181回:1月15日は「歌会始」
毎年1月15日に宮中で行われている「歌会始」は、鎌倉中期(1267年)1月15日に宮中で「内裏御会始」が起源とも云われております。
此の「歌会始」は、皇族・貴族の方々の年頭行事でしたが、明治7年(1874年)に一般国民が認知する様になり、昭和22年(1947年)より現在の様に皇族のみならず国民からも和歌(短歌)を募集し、上流社会の行事から一般の国民が参加できる文化行事へと今日に至っております。
実は私、短歌(和歌)が大好きで、高校1年生の時に熱田神宮の「歌会始」で賞を頂いております。
お恥ずかしいのですが、その時の歌を
『さみしさを すすきが語る秋風に 今すぐ行きたい あなたのもとへ』
私の乙女心を詠んだ句です。
皆様も御存知の事と思いますが、
短歌(和歌)は、五・七・五・七・七の五句歌体で、季語の必要ない感情句です。
因みに、俳句は五・七・五の三句歌体で、季語や切れの制限があり世界で最も短い詩でよね。
そして、川柳は五・七・五の三句歌体で、季語や切れの制限はありません。
皆様もチョット頭をひねって一句なんてのは如何でしょうか!?