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女性の生き方に関するコラム
第183回:S氏のコメントを
今回は、私のコラムを定期的にお読み頂き、約3年間感想をお寄せ下さっているS氏のコメントを御紹介させて頂きますね!
件名: よい一年が過ごせますように。
『この時期、本来ならば心情的には新年をお祝いする言葉など添えさせていただきたい所ですが昨年、我が家の大東亜戦争の語り部が、齢八十八歳にて旅立ちました、そのような事情でならわしに従い、割愛させてていたきます。
その後は残った母親の食事の支度などを分担することとなり、お便りをする時間が中々とれない状況となりました、悪しからずご了承ください。
今年も混沌とした雰囲気の中で一年が始まったようですが、せめて自然災害は避けたいですね。
校章に孫悟空を採用しておられるのは存じませんでした、孫悟空はイソップ物語などの童話と一緒に子供の頃与えられた絵本でした、十返舎一句のやじ・きた道中記などと共に子供の頃を懐かしく思い出しました。
幼少の頃観た映画が記憶に浮かび、ネットで検索してみましたら、1959年の東宝作品で円谷英二監督作品と知りました、私が観たのは小学校一年生頃と解り、たちどころに記憶をタイムスリップさせてくれるネットの便利さ素晴らしさに感謝して改めて見直しました。
今は亡き三木のり平が孫悟空を演じ、他のキャストもキャラクターに適役が採用されており絵本の物語を大人が喜劇で演ずる事を、大変奇っ怪な気持ちで鑑賞した記憶があります。
無事に天ジュクへ着いた後、観音様の声に導かれ道中を振り返ると旅の本当の意味が解り同時に自分が観音菩薩の手の平の上で物語を展開してきたことにも気付くと言う(悟り)を開くというのですか?今の時代の映画や物語には見当たらないほのぼのとしたエンディングでした。
現代での評価は様々なようで、酷評もあるようですが、50年を経過した現代にもそれなりに日本映画のマニアの間では話題になっているようです。
当時は入れ替えがありませんでしたので二回観たあと、もっと物語の中に浸っていたいという切ない気持で映画館をあとにした記憶がよみがえりました。
それから(年次改革要望書)ですが、既に約20年前1993年頃ソ連邦・共産圏の崩壊後敵をなくし、リストラクチュアリングを恐れたCIA長官ロバート・ゲィツ氏が当時のクリントン政権に提唱し日本経済を牽制するため推し進めた政策のようです。(P.Mチャイルズ(著)鶴見 芳浩(訳)CIA日本が次の標的だ(1993年NTT出版発行)より
氏はその後国務長官/現在は国防長官を歴任して現在に至っているようです。
その後、現在に至るまで日本の大手企業・政府の決定事項・日常の通信通話は殆ど傍受され我が国は丸裸の状態のようですね。(ロバート・ステイネット)の本によると既に大戦前から終戦に至るまでに約一万二千通程の政府や軍の機密電文が傍受解読されていたそうですので今に始まった事ではないようですが。
私は左翼思想でも、反米主義者でもありませんが、国益といった観点で時代を見た場合子子孫孫のためにも、次代にもう一度日本に輝きを取り戻して欲しいと切望する次第です。
同じ頃研究された戦略で、これからは(ダウ)に数えられる軍産複合体企業によって画策された食糧による戦略が始まろうとしているようです、TPPなどがその先陣を切ろうとしている訳ですね。
三菱モンサント科学、三井モンサント科学などを押して経団連を動かし市場を虎視耽々と狙い取り合おうとしているのでは?
この企業はインドの農業に喰い込み、騙され被害を受けた農家で自殺者が続出しているようです遺伝子組み換え種子と専用の農薬を組み合わせ、パテントで使用者を拘束するという悪魔のような企業のようです(レスターRブラウン食糧破局1996年ダイヤモンド社)より。
また本来マスメディアとは、社会経済や諸外国の出来事を、真実のまま視聴者に提供しなければならない存在のはずですが、少なくとも日本ではフィルターにしかなっていないようです。
かって、劇作家のバーナード・ショーだったか?と記憶しておりますが、このような事を言ってますね。
【テレビの画面はフレーム(額)である、そこに映るものしか見えない】
つまり放送する側の都合の良い事しか(見せない・見えない)ということですね、その延長にあるのが現代・現在の日本では?新聞もしかりですが。
(中略)
本日も残り少なくなったようです、今年はよい年でありますように,それでは また。
お休みなさい』
皆様、如何でしたか?
S氏には心より感想を申し上げます!