女性の生き方 < コラム
女性の生き方に関するコラム
第187回:罪と罰
毎週月曜日生放送のFMおかざき番組「ふ〜こ先生の才色兼備」の2月20日放送日は、光市母子殺害事件に死刑判決が出た日でありましたね。毎回チャットで番組に参加して下さるチャットネーム「ないと」さんから『ふ〜こ先生のご意見ご感想をお聞かせ下さい。』とコメントがありました。
此の事件は、約13年前に当時18歳の少年が強姦目的で押し入り、当時23歳の母親と生後11ヶ月の乳児を殺害したとても痛ましい事件であり、判決の焦点は加害者が18歳の未成年者でした。
ふ〜こ先生こと私個人の意見・感想は下記の通りです。
『正に、大きな社会問題に成っている未成年者の「罪と罰」ですよね。私は、幾ら未成年者とは云え「やってイイ事とやってはイケナイ事」の分別はある筈だと思います。
もし、私が被害者の遺族ならハムラビ法典の「目には目を!歯には歯を!」そして、もし加害者の親ならば「自分が犯した罪と同等の報いは当然受けるべき!」だと思います。』
最後に、日本も平成21年5月21日より陪審員制度が開始され、私達国民は「罪と罰」の重みを今まで以上に考えなくては成りません。
私は、文学書の「ドストエフスキーの罪と罰」「ヴィクトル・ユーゴのレ・ミゼラブル」等。そして「罪と罰」を題材に10年間も続いたアメリカ海外ドラマ「LOW&ORDER」など、「罪と罰」を考えさせられる秀作が身近にありますので、「人が人を裁く難しさ・大切さを」よく考え、自分が裁判員として選択された時に、戸惑う事なく役目を果たしたいと思っております。