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第197回:アメリカアイドル・シーズン11のトップ7を観て感じた事
アメリカテレビ番組で長年高視聴率を維持している「アメリカアイドル」は、視聴者の投票を元に優勝者が決定される視聴者参加形のテレビ番組です。
現在はシーズン11が放映されており、先日放送されていたトップ7では、音楽関係トップクラスの3名の審査員の方々が、素晴らしい出来と褒めた参加者ほど、何故か票が集まらなく、審査員等からアメリカトップクラスのシンガー・優勝候補とまで称賛された参加者が最下位と成り脱落の危機に陥りました。
幸いにもただ一度だけ行使出来る審査員の救済権利が使われ脱落から救われ、審査員が視聴者に公正な判断を求め視聴者に苦言する場面もあり、会場が騒然と成っておりました。(人種的な事もあるのでしょうか?)
此の出来事を観て感じた事なんですが、人を同情する事は大切な事だと思いますが、才能のある将来のスターを発掘する主旨のコンテスト番組では、実力が共なわない参加者が、同情・見た目で優勝してしまいますと、一時は良くても遅かれ早かれメッキが剥がれる状況に陥ったり、優勝実績が返って負担と成り潰れてしまう恐れもあります。又、全世界にアメリカの視聴者のレベルも疑われ兼ねませんよね!
物事は、公明正大でなければね!
因みに、三名の審査員の方々は、・エアロスミスのボーカリストのスティーブン・タイラー氏(女優リブ・タイラーの父)
・世界の歌姫ジェニファー・ロペス女史
・プロデューサーのランディ・ジャクソン氏です。