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第218回:母と成ったら家庭環境にこだわって下さい!
物事を見据え見極める審美眼を養う事は、一長一短では出来ません。
「三つ子の魂百まで」と言って、それは幼い頃からの家庭環境・家庭教育が大切です。
先ず未就学園児には、自分がされて嫌な事は人にもしないという事を学ばせてくれる「かちかち山」の様な人の道を説く日本昔話を読み聞かせるなど、本からの知識を増やしてあげる。
そして、「孟母三遷(もうぼさんせん)」という故事成語でも伝えられている家庭環境を整える事。
此の孟子と孟子の母の逸話の家庭環境の整え方とは、最初は墓地の近くに住んでいた孟子親子でしたが、幼い孟子が葬式ごっこばかりするので市場の近くに引っ越しました。
すると今度は孟子が商売ごっこばかりしている。これもよろしくないと、今度は学校辺りに越して見ますと勉強に励む様に成ったと言う、正に「朱に交われば赤くなる」の環境整理ですよね!
子供の為に環境を整えるのが親の役目という事は、今も昔も万国共通なんですね。
私は此の様な教えを母から学びました。
現在母は大正15年生まれの86歳。母の青春時代は第二次世界大戦の真っ只中。
あの時代の殆どの方は自分達の命をお国の為と捧げて下さったんですよね!
又、結婚とは?出産とは?そういった根本的な事は、学校では学べません。
一つの倫理観として親から子へと伝承して行くものなのですから、私も母から聞いて学んだ事をしっかりと我が子に伝えております。
最後に、「ふみ美容アカデミー」と「代々木高等学校名古屋サテライト教室」の両方で受けられる、名古屋教育支援センター協会認定の乳幼児セラピストの教室を初めたのは、現在の子育て事情のそういった背景を憂慮しての事。若いお母様方にはしっかりとした教育環境を家庭の中で整えて頂きたいと思います。又、子育ての経験や此処で学んだ事を生かしてセラピストとして活躍し後世に伝えて行って頂きたいです。