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第221回:特異日と体育の日と国民の祝日
皆様は、「特異日」って御存知でいらっしゃいますか?
【特異日(とくいび)とは、その前後の日と比べて偶然とは思われないほどの高い確率で、特定の気象状態(天気・気温・日照時間など)が現れる日の事。
特異日は外国でも認められており、英語では「シンギュラリティ(singularity)と呼ばれる。
転じて気候以外にも、何らなの政治的事件が集中して起こる日を指すこともある。(ウィキペディアより)】
1964年に開催された東京オリンピックの開会式が10月10日に決定されたのは、特異日を考慮されての事と云われております。(東京での10月10日の晴天の確率は特異日に当たるほどではないとの説もあります。)
そして、「体育の日」は1966年に東京オリンピックの開会式の10月10日を記念して設けられた「国民の祝日」でしたが、2000年にハッピーマンデー制度(日本が国民の祝日の一部を従来の日付から特定の月曜日に移動させた法改正)により第二日曜日と設定されております。
其処で思うのですが、記念日等の意味があり日付の定着されていた「国民の祝日」が、休日を重要視された為に、商業用の記念日(バレンタインデー・クリスマス等)は、殆どの方が直ぐに日付が分かるのに対して、「国民の祝日」の日付はカレンダーをよく観ないと分からなく成っておりますよね!
記念日等の意味を無視した「国民の祝日」って、何か大切な物が欠けている様な・・・「けじめ」の無さを感じるのは私だけでしょうか!?