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女性の生き方に関するコラム
第262回:「ゆとり教育」とは。
「ゆとり教育」は、学校週5日制が導入された1999年(平成11年)と思われがちですが、最初の「ゆとり教育」が始まったのは、1977年(昭和52年)です。ですので、「ゆとり教育」の一期生達の世代は、もう30代後半から40代前半に成っております。
その後、1989年(平成元年)、1999年(平成11年)と3度に渡り「学習指導要領の全部改正」が行われました。
この「ゆとり教育」が開始された23年間、学力低下だけではなく道徳観・倫理観の欠如も否めないと思います。何故なら「非常識を個性」何て言う思考回路の欠如した人間力の低下した若者が増えて来ているからです。
最近の家庭教育の低下はこの様な「ゆとり教育の申し子達」が、親と成長した事も一因に成っていると言っても過言ではないと思います。勿論、きちんとした躾を行う家庭教育をされている「ゆとり教育世代」の親御さん達もみえますよ!
時が経つのは本当に早いもので、来年還暦(60歳)を迎える私は、いみじくも「ゆとり教育」が開始された23年前に教壇に立っております。そんな私、人生の集大成として家庭教育のお役に立つ様「乳幼児セラピスト養成コース」を立ち上げました。
「三つ子の魂百まで」と云われるます様に、道徳観・倫理観を養われる乳幼児時期の家庭教育の為に、残りの人生を有意義に送りたいと思っております。
最後に、「ゆとり教育世代だから。」と言い訳する若者達の言葉って「自分は馬鹿だよ。」と言っている様に、聞こえるのは私だけでしょうか!?