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第278回:卒業生ゆうき君からのメッセージ
現在、大学法学部1年生の代々木高等学校名古屋サテライト教室の卒業生ゆうき君からのメッセージを紹介させて頂きます。
『高校を中退してから学歴というものにコンプレックスを抱きながらも生活の為仕事をしていた。
社会に出ると学歴のカベを感じることが少なからずあった。
「まぁ中卒でもがんばれ」という哀れみを帯びた上から目線、中卒だからといって
「おい中学生」と下卑た言葉を放つ者もいた。これらはごく一部の人間であるが遭遇してしまうことがある。それに加え一定の学歴以上でないと役職に就くことができない会社もあり絶望感に苛まれることも多々あった。(後に実力次第でどうにでもなることに気付くのだが若さ故だろうか)
生きていくうえで世間体というものはついてまわるので高校は卒業しておいた方が無難だろうと思い高校探しを始めた。
とりあえず何校か電話してみる。ふむ、どれも事務的である。こんなものだろうかと思い次の電話番号へ。受話器の向こうから聞こえてくる声は大きく、ハキハキとしていてとても人間味に溢れていた。電話を切るころには、こんな元気な先生がいるところに入学したいなと思っていた。実際先生に会ってみると快活な方で元気を貰うことができた。入学することにした。
仕事をしていたので学校に顔を出す機会は少なく、他の生徒とも顔見知り程度の関係であった。しかし、三重本校でのスクーリングの際、生徒間で交流する時間があるため気が合えば友達ができる。ここでできた友達とは、その後も学校内外で親しくするようになった。社会人であり現役の生徒たちと比べると歳も離れているため友達を作ろうという考えはなかったが、できたらできたで心は楽しいらしい。友達に年齢の差は関係ないということを学ぶことができた。
代々木高校に入学したことで個性的な先生や生徒に出会うことができ、自身の視野も広がったと感じる。高卒資格という次なるステップを踏むためのパスポートも手にし、輝かしい未来へ突き進むのみである。
代々木高校での経験は、この先の人生に必ずや良い影響を及ぼすであろう。』