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第310回:父の日の謂れ
6月第3日曜日は父の日ですね。父の日の花がバラって皆様は、ご存知でしたか?
約14年前に他界した私の父(健在なら90歳)は、無類のバラ好きで様々な種類のバラを栽培しておりました。
中でもアンネ・フランクリン(1929年6月12日生)の名が付いたバラ「アンネ」は一番のお気に入りで、一輪挿しに生けて玄関に飾っては、何時も満足気な顔をしておりました。今は、88歳の母が受け継でおります。
ですので、私は薔薇「アンネ」に「行って来ま?す。」「ただいま?。」と挨拶をするのが日課に成っております。
最後に、「お父さん、有り難う!」
父の日の起こりは1909年アメリカ・ワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット夫人が、
南北戦争帰還後、亡き妻に代わり男手一つで6人の子どもを成人させて他界した父の苦労への感謝として「父の日」を教会に
嘆願した事から全米に広まって行ったそうです。
そして、1926年にはナショナルファザーズ・デイ コミッティがニューヨークで結成され、1972年にドット夫人の父親の誕生月である6月の第3日曜日が国民の休日「父の日」に成ったそうです。
又、ドット夫人が父の墓前に白いバラを供えた事から亡き父には白いバラ・健在の父には赤いバラになりました。
日本に於いては1981年に社団法人日本メンズファッション協会が「日本ファーザーズ・デイ委員会」を設立し、身を守る・愛する人の無事を願うといった意味がある「黄色」を選定した為、日本では父の日に黄色のバラが贈られ様に成ったそうです。