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第317回:「兄弟は他人の始まり」にならない為の秘訣
「兄弟は他人の始まり」と言う、ことわざがあります。
何故なら、たとえ仲良く育った血の分けた兄弟(姉妹)でも、成長して独立をしたり、結婚をして家庭を築くと疎遠がちに成り、他人の様に成って行く傾向があるからですね。
でも、親の気持ちとしては、いつまでも仲の良い助け合う兄弟でいて欲しいものです。
では、「兄弟は他人の始まり」に成らない秘訣を!
第二子以降が誕生した時の上の子への対応が重要です。
第二子以降の出産をすれば、どうしても下の子に手が掛かり、上の子を疎かにしがちですが、上の子が下の子ばかりを可愛がっていると思わない様にする事。
例えば、下の子の世話をしている時に「憶えていないと思うけど、あなたにも同じ事をしていたのよ。」と話したり、上の子に下の子の世話を頼んだりとお手伝いをして貰い、親の役に立っている事を実感させる。すると喜んで自主的にお手伝いをする様に成ります。そして、下の子に対して愛情が芽生えて行きます。
此処で、忘れてはならない一番大切な事があります。それは手伝って貰ったら必ずお礼を言う事です。
此の様な子育てをすれば、大人に成っても仲良しで助け合う兄弟に育って行くものですよね。
「三つ子の魂百までも!」