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女性の生き方に関するコラム
第330回:ヒートショックを起こしやすいお風呂場をスパ(エステ)場に!
・ヒートショックとは
急激な温度変化(10度以上の寒暖差)によって、身体に及ぼされる悪影響の事です。
寒暖差によって、寒い時は血管が収縮し、熱い時は血管が拡張しますが、急激な温度変化が起こると、体温を一定に保とうとするために、血圧や脈速度も変化し、心臓に負担を与えるそうです。
又、冷たい水を急に身体にかけられると心臓麻痺を起こしやすいいわれる様に、血液の流れるリズムが急激に変わる事によって、血圧・心臓・脳と影響を及ぼし、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害などに繋がると言われております。
ヒートショックが原因で亡くなる方は、年間1万人以上とか!驚きですね。
ヒートショックが起こりやすい場所は、お風呂場が多いと言われおります。ですので、お風呂場を最高のスパ(エステ)場の意識を持ち、お風呂の温度は38〜40度くらいにして、身体が芯まで温まるまで時間を掛けて入浴をする。すると湯気のスチームによって、お肌の毛穴ケア等のエステ効果も得られます。そして、新陳代謝も良くなり、お風呂場は美と健康の場に成る訳ですね!
因みに、入浴温度が41度以上ですと浴室でのヒートショック死亡者が増加するそうですよ。
又、脱衣所・お風呂場は、バスタブにお湯を張るなどして入浴する前から温めておく。湯船に入る前には、心臓から遠い足や手にかけ湯をするなどをして、身体を慣れさせておく事が肝心だそうです。
最後に、血圧が正常でない・不整脈がある・肥満気味の方は、ヒートショックに成りやすいと言われております。
そして、一番風呂はお肌の栄養素が奪われがちですので、入浴剤などを入れる様に心掛け、美にも拘って頂きたいと思っております。
又、お酒を飲んだ後は、特に気を付けて頂きたいですね。
今回は、11月26日イイふろ(風呂)に因んでのコラムでした。