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女性の生き方に関するコラム
第347回:脱ゆとり教育から5年が経過
中部高等学院は、本年に入り学校説明会を2月3月と2回行いましたが、高校生の転学と言うよりも中学2(平成27年度は中3)年生の相談が以外多く、此れは全国的な傾向の様です。
何故、通信制高校の相談会に中2が多く訪れたのか?
此れは、2011年の脱ゆとり教育に一因があると思います。
脱ゆとり教育がスタートした時、現在の中学2(平成27年度は中3)年生は小学5年生。
つまり、9歳(小4)の壁【コラム第315】の時はゆとり教育。翌年の小5は脱ゆとり教育。
乗り越える壁が、益々大きく立ちはだかってしまったのでしょうか?
【文部科学省では義務教育である小中学校の進級基準を「義務教育段階ついては,通常,毎年1学年ずつ自動的に進級することを基本とする。原級留置が行われることはまれである」つまり、義務教育の進級に必要最低出席日数・学力の規定は無い訳ですね。】