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第348回:三色団子の由来
豊臣秀吉が大茶会を春の京都で開いた時に、日本中の甘味を集めて披露した事から、お花見にお団子を頂く習慣が始まったそうです。
そして、江戸時代にお花見をしながらお菓子も楽しむ習慣が庶民の間にも広がり、今の様なお花見団子がお目見えしたそうです。
又、お団子の赤・白・緑には諸説様々な意味があります。
・赤と白が縁起物の色であり、緑が草の色で邪気を払ってくれる。
・赤は春。白は冬。緑は夏。「秋がない」ので「飽きない」と言う言葉遊びもの。
・赤・白・緑の三色が神様が喜ぶ色とされている為「神様と共に飲食が出来る」と言うもの。
一番有力な説は、赤は美しく咲き誇る桜、春の象徴。
白は春霞、風流な様は平安時代から和歌などで謳われる季語。
緑はが新緑。新たに芽吹く緑、麗らかな春の情景。と言う各色が春の特徴を表しているものです。
日本人は、和歌を詠んで言葉遊びをしたり、何にでも神が宿ると考えたりと物事に対して何かしらの意味を与える風流な文化を育む民族なんですね!