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第390回:カシミヤとウールの違い
寒い冬には、セーターは欠かせませんよね。
そこで、カシミヤとウールの違い検証してみようと思います。
※カシミヤ
カシミール地方にいるヤギの毛をカシミヤと呼ぶそうです。
カシミヤは、カシミヤヤギの毛全てではなく、内側の一部の毛しか使えないそうです。
ですので、1頭あたりから取れる毛の量は150〜200gで、生産量が少ない為に、価値のある高級品とされております。
繊維は、ウール(羊毛)に比べて1本1本の毛の繊維が細く長いので空気を含みやすい為、軽く柔らかく保湿性が高いんです。
又、滑らかな繊維ですので、生地にした時は、滑らかな光沢のある肌触りが良い生地に成ります。
そして、繊維に凹凸が少ない為、以外にも自分で洗濯をしても縮まないそうですが、1本1本の繊維が細いので、強度は弱く、擦り切れたり破れやすくシミに成りやすいそうですので、洗濯時は、デリケート用の洗剤を使用して、ぬるま湯で優しく・丁寧に押し洗いをする事が重要です。
つまり、カシミヤはデリケートな素材ですので、普段から丁寧・優しく扱う事を心掛ける必要がありますね。
※ウール
毛玉が出来にくく、毛玉が出来たとしても毛玉ごと取っても大丈夫なくらい、カシミヤに比べて繊維も太く丈夫だそうです。
そして、光沢はあまりなく、肌触りは少しチクチクします。
水に濡れるのも多少であれば大丈夫ですが、繊維が太く凹凸がある為、繊維同しが絡み合い縮みやすいので、ご自分でお洗濯するよりは、クリーニングに出した方が無難だそうです。