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第412回:中部高等学院「模擬選挙」
中部高等学院では、昨年度より18歳選挙権に伴い、中立の立場を基に政治・政治家の仕事の授業を数回行なって来ております。
平成28年7月10(日)は、初の18歳選挙権ですので、5月20日(金)に、架空の平成市の市長選挙の模擬選挙をよりリアルに、教師がポスター・マニフェストを作成して行いました。
生徒達は、
「誰が成っても変わらない。」「わかんない〜」と、言いながら真剣に授業を受けておりました。
その中で、生徒達の一番の疑問は、
「政治家かって、何をする人なの?」でしたので、分かり易く【祝日】を例に挙げ説明解説をしました。
「以前、成人の日は1月15日だったけど、いつの間にか第ニ日曜日に成っている様に、政治家が祝祭日をも決定出来るんだよ。つまり、政治家によって、私達の暮らしが一変したりするんだね。」
模擬選挙の投票結果は、生徒・教師含めて全員が同一人物でした。
やや驚きの結果でしたが、きちんと、説明解説をすれば、「分かんない〜」と、言っている生徒達も、模擬選挙とは言え、真剣に真面目に、考えて投票するですよね!
学校では、政治はタブー視されておりますが、18歳選挙権を機に、中立の立場を踏まえた政治の授業は、必要に成って来ると思います。又、ご家族でも政治に触れる機会を持つ事が必要に成って来ると思います。
生徒達への最後の質問は、
「どんな人に成って欲しい?」
誠実な人・リーダーシップの取れる人などと、様々な回答がありましたが、最終的には
「鈴木先生が成ればいい!」と!?
生徒達に信頼されている鈴木先生こと私は「ホント、先生、冥利に尽きますね。」(恐縮です!)
ひとり一人の考え・気持ちで、社会は大きく変貌しますので、18歳に成った生徒達には、一票の重みを感じて、投票所に出掛けて行って欲しいと願っております。