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第421回:高畑女史の記者会見で感じた事
下記は、先日、大女優でいらっしゃる高畑女史の記者会見を観た一個人の感想です。
一番は、被害に遭われた女性の方への謝罪・配慮・気遣いよりも、容疑者である息子とご自分の仕事関係への心配と謝罪が中心だった様に感じた事です。
ある専門家の方は、この記者会見は成功した。と、おしゃっておりましたが、何を以って成功だったのでしょうか?
ご立場上、記者会見をしなくては成らないのならば、先ずは被害に遭われた女性の方への直接の謝罪を終えてからが、筋ではないでしょうか?
泣き腫らした息子の様子や死のうと思ったと言う、息子の心情を語ってみえましたが、被害に遭われた女性の方の嘆き・悲しみは、比べ物にならないと思います。
息子を守る気持ちもよく分かりますが、不謹慎と理解されてみえる言葉は、被害に遭われた女性の方の事を一番に考え、不謹慎な言葉は、慎むべきだったと思います。
又、子どもの年齢には関係なく、犯した罪の重大さに対して、親としての叱る姿勢も甘い様に感じました。
ある記者に、この事件の原因はと質問された高畑女史は「本人の甘さ」と答えてみえましたが、不安要素を抱えた容疑者を芸能界に後押しした親の責任は、大きいのではないでしょうか?
そして、非常識を個性として、笑いさえ取れればイイと、非常識な人間を表舞台に立たせたメディア・事務所に責任は、ないのでしょうか?
最後に、
決して、非常識は個性ではないですよ!
【被害に遭われた女性の方のお心・お身体のご回復を心より、お祈り申し上げます。】