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女性の生き方に関するコラム
第423回:社会人としての自立
約40年間、親御さん・生徒(子ども)達に教育者として関わって来てた経験から、親の子育て・学校での生徒達への教育とは、社会で生きて行ける自立心を育成する事だと思っております。
では、社会人として生きて行ける自立心を育てるには、何が一番大切なんでしょうか?
それは、幼児期で身に付ける躾・学びの家庭教育だと思います。
幼児期の家庭教育は、人間形成の源であり、その子の人生に大きな影響を与えると思います。
「三つ子の魂、百まで」
そして、子離れ・親離れの時期だと思います。
親からすれば、子どもが成人しようが、中年に成ろうが、年齢に関係なく、子どもは子どもですので、幾つに成っても溺愛をしてしまう親。その親を幾つに成っても頼ってしまう子ども。
親の生きている内は何とか成っても親が逝った時は、本当に困ると思います。
「いつまでも有ると思うな、親と金」
最後に、躾・学びで一番大切な事は、社会通念の常識・規則を認識させ、軌道が外れた場合は、物事の良し悪しをきちんと認識させ、反省をする様に導き、怒るのではなく、叱る事が重要だと思います。
家庭教育での子育ては、本当に大変ですが、掛け替えのない大切な我が子の人生、精一杯取り組みたいものです。