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第439回:「おせち料理」の意味
明けましておめでとう御座います。
皆様は、どの様な平成29年の幕開けをされましたでしょうか?
私は、娘が大晦日に約5時間掛けて作った「おせち料理」を持参してくれた力作の「おせち料理」を頂き、家族で氏神様に初詣して参りました。
先ずは、昔から伝承されている日本文化からの幕開けでした。
日本は、お正月と言えば「おせち料理」ですので、「おせち料理」に込められた一品一品の願い・意味をご紹介させて頂きます。〈ネット情報より〉
・壱の重【口取り・祝い肴】
【数の子】子宝に恵まれ、子孫繁栄。ニシンの子なので「二親健在」にも通じる。
【田作り】イワシが畑の肥料だったことから「田作り」「五万米」(ごまめ)と呼ばれ、豊作祈願の料理。また、小さくても尾頭付き。
【黒豆】まめに(勤勉に)働き、まめに(丈夫で元気に)暮らせるように。
【たたきごぼう】ごぼうのように根を深く張り代々続く。たたいて身を開き開運を願う。
【紅白かまぼこ】半円形は日の出(年神様)を表す。おめでたい紅白で、紅は魔除けの意味があり、白は清浄を表す。
【伊達巻】昔の伊達者(シャレ者)たちの着物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったといわれる。「伊達」とは華やかという意味がある。巻き物が書物や掛軸に通じることから知識や文化の発達を願う。
【昆布巻】「喜ぶ」にかけて
【栗きんとん】栗は「勝ち栗」と呼ばれる縁起もの。「金団」と書き、黄金色で縁起がよく蓄財につながる
【ちょろぎ】「長老喜」「千世呂木」と書き、長寿を願う
【錦玉子】黄身と白身の2色が金と銀にたとえられる。2色を錦と語呂合わせしているとも。
・弐の重【焼き物】
【ぶり】ぶりは大きさによって名前が変わる出世魚。ぶりで立身出世を願う。
【鯛】「めでたい」にかけて。姿もよく味もよい鯛は、江戸時代から「人は武士、柱は檜(ひ)の木、魚は鯛」といわれ、めでたい魚として祝膳には欠かせないもの。
【海老】腰が曲がるまで長生きできるように。
・参の重【煮物】
【れんこん】穴があいていることから、将来の見通しがきくように
【里芋】子芋がたくさんつくことから、子孫繁栄
【八つ頭】頭となって出世をするように、子芋がたくさんつくので子孫繁栄
【くわい】大きな芽が出て「めでたい」、子球がたくさんつくので子孫繁栄
【ごぼう】根を深く張り代々続く
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げますと共に、本年も宜しくお願い申し上げます。