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第444回:「スマホ育児」第三弾
今回は、「スマホ育児」の最終章として、赤ちゃんへの悪影響と赤ちゃんに必要なケアをネット情報よりご紹介させて頂きますので、宜しくお願い致します。
■悪影響の理由
赤ちゃんは、母親とのスキンシップやアイコンタクト、母親からの語りかけなどから、母親の次の行動を予測し、安心していられるのです。
自分の身を守る術を持たない赤ちゃんは、母親が自分を守ってくれるという安心感があってこそ、精神的に安定した状態で成長していけるのです。
ところが、母親が自分を抱きながらもスマホに夢中で気もそぞろならどうでしょう? 誰かと延々と話をしていたりメールを打っていたり、ゲームに夢中になっていたりして、ミルクの時間は過ぎ、濡れたおしめも替えてくれない、なんて状態が続いたらどうでしょうか?
子どもは、母親がちゃんと自分を見てくれているのか、不安を抱えて過ごすことになりますね。そんな状態で育てられ続けたら、精神的に安定しない大人になっても不思議ではありません。
■赤ちゃんに必要なケアとは
赤ちゃんには、細切れのケアではなく、赤ちゃんの要求にある程度集中して対応し、次は何をしてくれるのかと予測できるように行動してあげる必要があります。
例えば、お腹が空いたと泣けば「どうしたの?」と抱き上げてくれる。「あらあらお腹が空いたのね、じゃあミルクあげようね」と泣いた理由を察して声をかけてくれる。すぐに抱っこしてミルクを飲ませてくれる。お腹いっぱいになったら背中をさすってくれる。
そんな一連の行動が日々繰り返されることによって、赤ちゃんは、そばにちゃんと自分をケアし大切にしてくれる人がいるという安心感や、自己肯定感を持ち始めるのです。