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第458回:刺繍の歴史
最近は、刺繍・レースのファッションをよく見かけます。
刺繍・レースは手が掛かる分、豪華で本当に素敵ですよね。
そこで、今回は先ず、刺繍の歴史をネットで検索をしてみました。
【刺繍の歴史】
中国の刺繍は3000年近い歴史を持つと見られ、周の『礼記』に養蚕や刺繍に関する記載があり、毛織物に簡単な刺繍を施したものも出土している。
湖北省からは戦国時代中期の、湖南省からは前漢の細かな刺繍を施した布の実物が多数出土しており、現在の湘繍のルーツと見られる。宋の都であった汴州(べんしゅう)では刺繍が盛んに行われるようになり、現在まで1700年の歴史がある。
日本では、縫い目に呪力が宿るとされていた。そのため、大人の着物に比べ、縫い目の少ない子供の着物には悪いモノが寄り付きやすいと考えられ、子供を守るために着物の背中に「背守り」と呼ばれる刺繍を施す風習があった。
中世ヨーロッパでは刺繍は上流階級の女性の教養として広まった。