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第486回:傍観者も同罪の映画「告発の行方」
昨今、マスコミ・メディアを賑わしております横綱の暴行事件を耳にして、真っ先に頭に浮かんだ映画があります。
其の映画は、1988年世界で深刻な社会問題になっているレイプにスポットを当てた「告発の行方」です。
主演のジョディー・フォスター女史は、第61回アカデミー主演女優賞、第46回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞されてみえます。
【あらすじ〈Wikipedia より〉
ある夜、一軒の酒場から1人の若い男が飛び出してきて、公衆電話から警察に店でレイプ事件が起きていると通報した。彼に続いて店から飛び出してきた若い女性が、通りがかりの車に助けを求めてきた。その女性サラは、酒に酔ってマリファナを吸っていたところを、3人の男たちからレイプされたのだという。
地方検事補キャサリンはこの事件の捜査を行うが、加害者たちは合意の上での行為(和姦)と主張、サラに有利な証拠も何1つなく、キャサリンは渋々司法取引に応じる。それを知ったサラは深く傷つき、自傷行為まで起こしてしまう。
そんなサラの姿を見たキャサリンは事件の再捜査を決意、レイプを煽り唆した男たちを暴行教唆の罪で告発するのだった。】
皆様は、暴行を直ぐに、止めなかった同席者の方々の「罪と罰」をどの様に思われますでしょうか?