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第496回:着物の四季
日本には四季がありますので、日本文化の着物にも季節ごとの着物の種類があります。
期間
・10月〜5月【秋、冬、春】
袷(あわせ)の着物
裏地のついている着物の事。
生地の厚さ薄さ素材に関係なく、裏地がついて二重になっていたらそれは袷(あわせ)の着物です。
・6月・9月【真夏ではありませんが、暑い時期】
単衣(ひとえ)の着物
裏地のついていない、透けない生地の1枚仕立ての着物の事。
・7月・8月→夏着物(薄物とも言われる。)【盛夏】
絽(ろ)や、紗(しゃ)、と呼ばれる透け感のある様に、織られた絹の物や、サマーウールなど、透け感のある生地の1枚仕立ての着物の事。麻の物は、透けていなくても素材的に夏物。
*心掛けたい点
6月に単衣を着る時は、夏帯を合わせるのですが、同じ単衣の着物を9月に着る場合には、それに合わせる帯は単衣か、それほど重くない冬に使用する帯を締める。
そして柄は、其々の月に合わせ6月は、あじさい・波といった夏のイメージの柄。
9月は、紅葉・栗といった秋のイメージの柄を着用する様に、四季を意識してファッションを楽しめる事が出来ます。