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女性の生き方に関するコラム
第501回:ティアラのルール
皆様も子供の頃に憧れた夢の世界があると思いますが、私はディズニーで有名な眠れる森の美女のオーロラ姫に憧れ、何時か大人に成ったらオーロラ姫が頭にはめていた様なティアラを手に入れたいと常々思っておりました。
そして、十数年前にダイヤモンドの様な煌びやかな物とは違う、平戸細工に真珠が嵌め込まれたティアラに出会いました。
*平戸細工
1ミリの何分の一という極細の銀線を巧みに縒(よ)り合わせ、精巧な透かし模様(レース模様)を作り上げていく、職人の匠の技によって作られた伝統工芸品です。
この銀細工の技法は、今から400年前の江戸時代に、長崎の平戸にオランダ人から伝わり、平戸藩の江戸屋敷を通じて広まったそうです。
*ティアラのルール
ティアラの歴史はギリシア・ローマ時代までさかのぼる古いもので、愛のあかしと同時に純潔を失うことを象徴したものと言われておりますので、昔からの伝統では、花嫁か、すでに結婚している女性が着けるルールに成っているそうです。
又、正式なイヴニング・ドレスを着るような機会、今でいう“ホワイトタイ”の場で着けられたそうです。