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第525回:コスチュームジュエリーの美
「光陰矢の如し」私も64歳。
ファッション的に、ダークな色彩ですと、若い頃と違い尚一層に老け感が出てしまうと思いますので、最近の私のファッションは、華やぎのある色彩で楽しんでおります。特にコスチュームジュエリーに浸透しております。
※コスチュームジュエリーとは、高価な宝石や金・プラチナなどの貴金属を使わずに、ガラスやプラスチックなどの人造宝石と、合金などから作られたイミテーションのジュエリーアクセサリーの総称です。
又、「 身に着けた人の個性を主張する」という意味のアメリカで大人気のステートメントジュエリーです。
因みに、コスチュームジュエリーを流行らせたのは、ココ・シャネル女史と言われております。
又、舞台や映画で衣装コスチューム用に着けられたジュエリーを起源とするという説もあります。
ココ・シャネル女史は、
『ファインジュエリー(宝石や貴金属で作られたジュエリー)には財産的な意味を持ってしまうが、おしゃれのための美を求めるなら、石や金属の価値ではなく、そのデザイン性にこそ価値がある。』
『本物であろうとそうでなかろうと、商品に総合的に客が満足できれば価値はあるのだ。』
『コスチュームジュエリーを身に着ける女性は、宝石につられて男性に金で買われることも騙されることもない自立した女性である』と、仰ってみえます。
洋服を引き立てて、身に着けた人の個性を表現する為の装飾品は、コーディネートの道具として使用するのに、決して本物でなくてもイイのですね。
※コスチュームジュエリー全盛期に活躍したデザイナーてブランドは、パリ発のシャネル・ハスケル・スキャパレリ・クリスチャン・ディオール
アメリカンブランドと成長した、トリファリ・アイゼンバーグ・ジョセフ・ワイス・コロ・リージェンシー・ロバート・デマリオ・ハグラー・ヴァンドーム・モネなど多数。