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第528回:樹木希林女史の素晴らしいメッセージ
2018年9月15日に75歳で他界された大女優の樹木希林女史は、鋭い観察眼と揺るぎない哲学を貫き人生を全うされた方だと思います。
その揺るぎない哲学に、多くの方々が感銘を受け、心を揺さ振られたからこそ、他界されてから様々なメディアが樹木希林女史を取り上げてみえる所以だと思います。
私も、ある番組の未公開シーンで紹介された舞台・騎馬スペクタクル「Zingaro(ジンガロ)」のパンフレットに寄せた樹木希林女史の言葉
「虚飾なく、観客に媚びず、威張らず、ものすごいサーカスをあたりまえの感じで演じてしまう(中略)何かをみせるためでなく、その燃やした炎で見物人の魂を鎮めてしまう・・・」に、感銘を受け心が揺さ振られました。
正に、樹木希林女史の人生そのものだと思いました。
私も恐縮ですが、様々な出来事に「虚飾なく、観客に媚びず、威張らず・・・」は、心掛けておりますが、「何かをみせるためでなく、その燃やした炎で見物人の魂を鎮めてしまう…」は、中々難しく至難の技だと思います。
私も現在64歳。
終焉まで樹木希林女史の様に「虚飾なく、生徒・親御さん・受講生さんたちに媚びず、威張らず、心を込めて生徒たちの魂を鎮めてしまう様に、人生を全うして行きたいと思います。
最後に、樹木希林女史のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして、素晴らしいメッセージを有り難う御座いました ☆