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第564回:絶望のスイッチ
海外犯罪ドラマをよく観ますと人が強行に走る時は、必ずと言っていい程、きっかけ「絶望のスイッチ」が入る原因があるそうです。
今回の川崎の悲惨な事件の加害者は、最近問題視されております8050問題に当てはまる引きこもりの50代の人でした。
引きこもりの人が、強行に走ると言っている訳ではありません。
ただ、川崎事件の様な悲劇を今後生まない為にも「絶望のスイッチ」が入る原因を突きとめて頂きたいと切に願います。
私が思う今回の「絶望のスイッチ」は、日々の生活に欠かせない80代の伯父伯母に、介護の必要性が現実問題として浮かび上がり、現在の日々の生活に、他人が出入りし、現在の日々が脅かされるのではと言う「絶望感」からではないかと察します。
又、言うまでもなく人間形成には、環境・幼児期の躾・愛情が不可欠だと思います。
正に「孟母三遷」。
因みに、8050問題の人たちは、61万人も居るそうですよ。