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女性の生き方に関するコラム
第565回:39歳の壁
内閣府が平成31年3月29日に発表した引きこもりの高齢化に関する実態調査で、40〜64歳までの引きこもり推計人数約61万人。
40歳未満の約54万人を上回りました。
よって、中高年の引きこもりは100万人以上と成り、若者層よりも多く成っております。
この状況は、40〜44歳の「ポスト団塊ジュニア」と呼ばれる2000年前後に大学を卒業した「就職氷河期」世代の人たちが多く占めており、自治体の引きこもり支援策の対象者の多くが「39歳未満」であり、40代は支援を受けられない問題が背後にあると思います。
今後、子どもが親の年金や収入に頼って生活を送っておりますと親が死去したり要介護状態に成った時は、家計が行き詰まってしまいます。
今後も「39歳の壁」による8050問題」と増す増す深刻な社会問題化して行くと言わざる得ませんね。