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第571回:7月の誕生石ルビー
天然ルビーは産地がアジアに偏っており欧米では採れないそうです。
特に、「ピジョン・ブラッド」(鳩の血)と呼ばれる最高級のルビーは、ミャンマーで産出されますが、ここ最近では政情不安もあり産出量は少なく成っており、3カラットを超える大きな石も産出量が少ないのです。
※不純物としてクロムが1%ほど混入すると、濃い赤色のルビーになり、鉄・チタンが混入しますと青色のサファイアとなります。クロムが0.1%しか混ざっていない薄い赤色のものを「ピンクサファイア」と呼びます。このクロムの含有割合1%以内という微妙なバランスが、自然界において非常に稀な状況下でしか起こらないため、天然ルビーが貴重とされるのです。硬度は、ダイヤモンドに次ぐ「9」
※石言葉は「熱情・情熱・純愛・仁愛・勇気・仁徳」など。語源はラテン語で「赤」を意味し「ルベウス」 (rubeus) に由来するそうです。