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女性の生き方に関するコラム
第232回:真のボランティア活動とは!?
今日は平成25年1月2日
皆様、明けましておめでとう御座います!☆本年も昨年同様宜しくお願い致します!
本年初のコラムは、真のボランティア活動を第156回・212回のコラムを振り返りながら語りたいと思います。
では、第156回のコラムの一部抜粋を【・・・弁の立つボランティア団体が善意のボランティア活動費を無駄使いをし、訳の分からないボランティア活動で被災地の経済活動にご迷惑をお掛けしているとか!?・・・】
次に第212回のコラムの一部抜粋を【・・・ある1月のボランティア活動の日に、泣きながら「先生、先生。聞いて、聞いて。」と、一人のお婆ちゃまが、私に話し掛けてみえられました。「どう、されたのですか?」と、お聞きした所「お正月なのに誰も来てくれなかったの。」
そして、そのお隣にみえた生涯独身を通されたお婆ちゃまが「先生、私ね、本当に結婚して子供を産まなくって良かったって、この年に成ってつくずく思うよ。」
皆様は、此の会話をどの様に受け止められますか?
結婚・出産をされたお婆ちゃまは、とても幸せな人生を送られていた事と思いますが、今は寂しくて不幸感でいっぱいですよね。でも、生涯独身を通されたお婆ちゃまは、きっと結婚・出産をされた女性達を見て、寂しく羨ましく感じられた事もあったと思いますが、家族が誰も来てくれないと嘆き悲しむお友達を見て、生涯独身で良かったと幸福感を感じてみえる事と思います。
物事は「終わり良ければ、全て良し」と云われる様に、幸福感で終焉を迎えられる生涯独身を通されたお婆ちゃま。そして、結婚・出産をされたお婆ちゃまは不幸感で終焉を迎えらる・・・・・!?】
ボランティア活動で一番大切な事は、相手に喜んで頂く事。当たり前の事ですが、私利私欲に走ってはいけません。そして、相手が「親切」と感じるのか、迷惑と感じる「お節介」なのかを見極める事ですよね。又、何か勘違いをして「親切な自分」に酔ってしまっている人もお見掛け致しますよ!
「親切・お節介」の線引きは中々難しいと思いますが、「親切」と「お節介」の見極めが出来て始めてボランティア活動だと思います。
では、明日3日のお正月は、私達を心待ちにして下さっている「おばあちゃま達の笑顔」に会いに、老人ホームのボランティア活動に行って参ります。